医院でメインテナンスを担当する歯科衛生士、院内システムを新しく構築したいと考えている歯科医師に是非受けていただきたいコースです。特に院内システムを考えるときには情報を共有していただきたいので、オープンコースにしています（歯科衛生士だけでなく、歯科医師、歯科助手、歯科技工士も受講可能）。1日限定の5時間の座学コースです。

昔、歯周外科が全盛期だったころ、歯周病学のどんな本でもメインテナンスは最後の章として簡単に書かれているだけでした。そう、ほとんど“おまけ”程度の扱いだったのです。きっと歯周外科を完璧にしていればメインテナンスフリーだと考えられていたからでしょう。そして術後に悪化すれば、それは歯周外科が上手くできていない証拠と捉えられました。メインテナンスの不在を無視して…

その後、「歯周外科をするかどうか」や「どんな歯周外科をするか」よりも、適切なメインテナンスをすることのほうが影響大であることがわかってきました。当然、メインテナンスの主役は歯科衛生士ですので、その重要性がようやくわかったのです。本コースの受講後は、歯周外科の経過が良いことを大喜びしている院長の後ろで、「良かったですね」とにっこり微笑む歯科衛生士が増え、それを歯科衛生士のおかげと感づく歯科医師が増えることを目標にします。

1日という限られた時間内での講義ですので、内容を変更することがあります。主な内容は以下のとおりです。

• メインテナンスで患者さんは得をするのか
• リコール間隔はどうやって決めるのか
• どのようなプログラムをすれば良いのか
• メインテナンスを成功に導くためのノウハウ
• 言葉の選び方で患者さんが変わる
• リコール率UPのコツ
• 引継ぎの極意

開催要項

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