オリガ・モリソヴナの反語法 米原万里著
- 2024年1月30日
- 書籍紹介
ソ連とチェコスロバキアで繰り広げられるちょっぴりフィクション、ほとんどノンフィクション。残虐な粛清の中、バレエやダンスに喜びを求める一人の女性が中心人物。読みなれない人名がどんどん出てくる場面では読書スピードがジェットコースターのようになる。それにしてもTVではピー音が入るような下ネタの反語法がふんだんに出てくるのにビックリ、、、だけどおススメ。当時の女性たちの“生き方”に触れた感触がジワ~~っと残る。著者は8年ほど前に他界されている。