今朝届いたJOP３月号より。『インプラント表面性状は健康、インプラント周囲炎での細菌叢に影響するか』に関するミシガン大学からの報告（cross-sectional study）。陽極酸化処理AN、ハイドロキシアパタイトコーティングHA、サンドブラスト‐酸処理SLAの三種類の表面性状について、健康な場合とインプラント周囲炎の場合で16SrRNAを用いてメタゲノム解析をしている。結果、健康な場合は表面性状に関わらず細菌叢の多様性（α、β）に差はなかった。インプラント周囲炎では健康と比べANとHAで差があったが、SLAでは差がなかった。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37665015/