メトホルミン服用中止と認知症の関係
- 2024年10月25日
- 論文紹介
糖尿病治療の第一選択薬であるメトホルミンの服用を中止すると服薬継続と比べて認知症の発症リスクがハザード比で1.21(95%CI 1.12-1.30)になった。41,346名の2型糖尿病患者が対象で、期間は1996から2020年まで。対象者のうち服用を中止したのは12,220名。著者は服用中止による血糖上昇やインスリン使用が影響したのではないと述べているので、メトホルミンに血糖降下以外の、認知症発症予防効果がある可能性があり興味深い。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37878309/