ピマインディアンにおける歯周病と2型糖尿病の関係
- 2024年11月22日
- 論文紹介
『ピマインディアンにおける歯周病と2型糖尿病の関係』の再読
糖尿病であると歯周病の発症率が2.6倍になるという報告は当時話題になった。このころ(1990年頃)は「歯周病と糖尿病」とか「歯周病と喫煙」の研究報告がどんどん発表されていた時期だ。確かに2.6倍はインパクトがあったが、2021年のメタ解析(前向き研究対象 pmid 34211029)では1.24倍と報告されている。コホートの選択バイアスで片づけるのではなく、「糖尿病だと歯周病になりやすい」という強いメッセージになったということにおいて意義のある報告だった、、、と思う。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2209317/