あしながおじさん|PEC事務局|歯科衛生士・歯科医師セミナー

TEL /FAX06-6846-6771
PEC事務局
ヘッダー画像

ブログ

あしながおじさん|PEC事務局|歯科衛生士・歯科医師セミナー

あしながおじさん

15年前の2011311日は日本中、いや世界中に衝撃が走った日であった。その衝撃は巨大な津波と共にやってきた。数多くの命と生活を一瞬のうちに奪ってしまう自然災害を、私はテレビの画面で見ていた。見てはいけないものを見ている気持ち、のほほんと安全なところでそんな画面を見ている自分に対して『お前は何をやってるんだ!』という気持ちは、罪悪感に近い負のパワーとなって私をざわつかせた。

 東日本大震災が起こる数日前から、息子と家内は札幌入りしていた。一人息子が二浪の末、大学に入学し、一人暮らしの準備をするためである。つまり山本家は息子の大学合格で幸せの真っただ中にあったのだ。家内が何とか帰阪し、一緒にニュース番組を見ていると、母親を泣きながら探す少女の動画が流れていた。瓦礫のなかをあらん限りの声で探す姿に私の涙腺も崩壊した。その番組では震災孤児となった子供たちがいかにたくさんいるかということを報道していた。

 私は家内に、『もうひとり子供がいることにしない?』と相談を持ち掛け、同じ想いの家内と即決。“あしなが基金”に加入し、毎月送金することにしたのである。微々たる額ではあるが、長く続けていると一人の震災孤児を大学まで支援できるくらいにはなる。

 街角で募金集めの活動をしているあしなが基金の子供たちを見かけると、私たちはいつも駆け寄って募金し、応援していることを伝えている。先日もそんな一人から大学を卒業し、就職が決まったこと、そしてそれができたのはあしながさんのおかげであることを丁寧に書いた葉書きが届いた。多少なりとも彼ら、彼女らの役に立っていることに安堵と、正のパワーをもらっている。私は全然あしながじゃないけど、、、

PageTop