主役が女性校閲者という設定に興味を持って読む。本やパンフレットなどを見るとついつい誤植を探してしまう。自分が苦労して校閲した本に出版後に誤植を見つけると相当凹むようだ。超内向的な性格を変えるために、下戸だったにもかかわらず酒に走る彼女。水筒に日本酒を入れて持ち歩くようになったときにはフィクションなのに心配した私。微妙な終わり方にちょっとモヤモヤする。