図書館には人がいないほうがいい 内田樹著
- 2024年7月26日
- 書籍紹介
「図書館はそこを訪れた人たちの無知を可視化する装置である。p.33」「図書館がそこに立ち入った人間に教えるのはた「無限」という概念なんです。そこに足を踏み入れた時に、おのれの人生の有限性とおのれの知の有限性を思い知る。p.69」「、、、だから、「私が本を読む」というのはいささか自己中心的な表現だと私は思う。本が私を選び、本が私を呼び寄せ、本が私を読める主体へと構築する。私はそのように考えている。P.167」久しぶりの内田節を楽しむ。