痛み、人間のすべてにつながる モンティ・ライマン著 塩﨑香織訳
- 2025年9月18日
- 書籍紹介
「痛みは脳がつくるものであり、私たちの安全装置兼守護者であり、組織損傷の通報者ではないp.269」が本書に通底する主張だろう。特に持続痛(慢性痛)が、傷害部位が治癒しているにも関わらず継続するというのは脳の神経可塑性がマイナスに機能しており、これをプラスに機能させるようなアプローチの可能性があることの裏返し。そういった立場でプラセボをとらえ直すのも面白そうだ。
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「痛みは脳がつくるものであり、私たちの安全装置兼守護者であり、組織損傷の通報者ではないp.269」が本書に通底する主張だろう。特に持続痛(慢性痛)が、傷害部位が治癒しているにも関わらず継続するというのは脳の神経可塑性がマイナスに機能しており、これをプラスに機能させるようなアプローチの可能性があることの裏返し。そういった立場でプラセボをとらえ直すのも面白そうだ。