私の日本語雑記 中井久夫著
- 2025年7月20日
- 書籍紹介
左目の調子がよくないので近くの眼科に行った。そのときの待ち時間用に携えたのが本書である。いきなり大学病院に送られ、その日のうちに入院となったが、その間も本書をずっと読んでいた。統合失調症を専門とする精神科医である著者の「言葉」に関するエッセイ集。日本語雑記となっているが、英語、ドイツ語、ギリシャ語、ラテン語と他言語も含めた言語学者顔負けの話に吸い込まれる。もしかすると言葉への造詣が深いからこそ精神科医として成就されたのかもしれない。
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左目の調子がよくないので近くの眼科に行った。そのときの待ち時間用に携えたのが本書である。いきなり大学病院に送られ、その日のうちに入院となったが、その間も本書をずっと読んでいた。統合失調症を専門とする精神科医である著者の「言葉」に関するエッセイ集。日本語雑記となっているが、英語、ドイツ語、ギリシャ語、ラテン語と他言語も含めた言語学者顔負けの話に吸い込まれる。もしかすると言葉への造詣が深いからこそ精神科医として成就されたのかもしれない。