観光客の哲学 東浩紀著
- 2024年7月29日
- 書籍紹介
福島第一原発観光地化計画を提案して激しいバッシングを受けた著者が、観光客あるいは観光地というキーコンセプトを元に思考を重ねていく。残念ながら『訂正可能性の哲学』と同じく私にはあまり響かなかった。テーマを決めて、過去の哲学者を参照して語るという意味では『暇と退屈の倫理学 國分功一郎著』も似た展開だが、國分氏のでは赤鉛筆が欲しくなったのに、東氏のでは欲しくならなかった。
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福島第一原発観光地化計画を提案して激しいバッシングを受けた著者が、観光客あるいは観光地というキーコンセプトを元に思考を重ねていく。残念ながら『訂正可能性の哲学』と同じく私にはあまり響かなかった。テーマを決めて、過去の哲学者を参照して語るという意味では『暇と退屈の倫理学 國分功一郎著』も似た展開だが、國分氏のでは赤鉛筆が欲しくなったのに、東氏のでは欲しくならなかった。
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