遺伝と平等 キャスリン・ペイジ・ハーデン著 青木薫訳
- 2026年2月16日
- 書籍紹介
テキサス大学心理学教授である著者が、アンチ優生学を通底させながら、遺伝と平等(不平等)について論じている。人はどんな家庭や社会に生まれたかという偶然(社会くじ)とどんな遺伝的バリアントを親から受け取ったかという偶然(自然くじ)を誕生時に受け取る。それらが教育格差につながる一因となって社会経済的ヒエラルキーにまで影響する可能性があるとのこと。著者の熱い語りに圧倒されながら、私の興味はポリジェニックスコアや遺伝率、双子研究などに向いてしまう。ポリジェニックスコアはようやく齲蝕に関連した報告が出たが、歯周病関連では出ていないようだ。GWAS研究の結果はいつも「それで?」と思って終わってしまっている。停滞した病因論へのブレイクスルーになるのだろうか?ちなみに参考文献は外部サイトに置いてあって、、、じゃまくさい。
https://www.shinchosha.co.jp/images_v2/free_details/book/507351/original_notes.pdf
