患者指導のノウハウを1日でマスター
患者指導は永遠のテーマです。指導したとおりに患者さんが変わることは稀です。そんなに簡単だったらきっと将来AIが代行します。プラークの残存部位をカメラで捉えて(これはすでに開発が進んでいます)、それに適したケアグッズの提案をするくらいで済めば、AIで十分代行できるでしょう。しかし実際はそんなことでは患者さんは変わらない。AIが代行できないような世界だからこそやりがいがある仕事なのです。
AIが出来ないような仕事は難しくて厄介です。難しいからこそ楽しく、やりがいにつながります。これを不便益という言葉で表現されたのは京都大学の川上浩司教授。そういう意味ではハンドで行うシャープニングは不便益と言えるかもしれません。シャープナーを使うと楽ちんなのですが、楽しくありません。ハンドでシャープニングすると楽ちんではないのですが、楽しいです。“楽ちん”と“楽しい”は同居できないことが多いのです。
患者指導は上手くいくと不便の先に喜びが待っています。最初は上手くいかず撃沈率が高いですが、何度も撃沈を経験した認定歯科衛生士3名が、自らの経験を隠すことなく開示して語りかけます。受講生はもちろんのこと、講師自身が本コースを通じて成長していくという“ズルい”コースですが、講師陣全員がラビットとなって皆さんに寄り添います。1日の座学コースで、歯科衛生士限定です。
講師陣
山本浩正、熊本宏美、田川舞子、山口珠美
講義内容は以下のとおりです。ただし、講師陣がベストを尽くす意味で、内容がその都度変わることをご了承ください。
- 症例提示
- 資料に基づくモチベーションメソッド
- リスク別指導
- 意図的会話
- エビデンスとナラティブ
開催要項
講師 | 山本 浩正、熊本宏美、田川舞子、山口珠美 |
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日程 | 大阪12期 2024年12月1日 |
開催時間 | 10:00~16:00 |
定員 | 60名 |
受講料 | 22,000円(税抜・昼食代別) |
会場 | 大阪 ブリーゼプラザ |